I 山口県立図書館

旧山口大学が郊外に移転した後に計画されたこの図書館は、外壁に大型のb器質打込みタイルを使用し、以後パークロード沿いの美術館、教育会館、博物館などの公共施設の外壁をタイル張としていくきっかけを作った。 この施設は、図書館の他に、文書館・視聴覚センター・点字図書館の4つの施設を合わせ持ち、個々の独立性を持ちながらも、巧みに一体化が図られている。中央のトップライトを持った大きな吹き抜けの開架式書庫、ゆるやかなスロープでつながれる空間構成などは、建設後20数年たった今も明るく新鮮さを失っておらず、図書館建築家として有名な設計者の並々なる意欲が感じられる作品である。昭和48年BCS賞受賞。
I 山口県立図書館
昭和48年
鬼頭梓建築設計事務所
椛蝸ム組
山口市後河原字松柄150の1
RC造地上3階地下1階