H 山口県立美術館

亀山の東のふもと、パークロード沿いに建つこの美術館は、県都の新しい文化創造の拠点として計画された。周辺の緑や文化的環境を考慮して、外壁には赤レンガが採用された。南北に細長くゆるやかな高低差のある敷地条件を生かして、ブロックごと巧みな配置計画がなされた。内部は玄関ホールと1・2階の各展示室がすべてスロープで結ばれている。シベリアシリーズで有名な香月泰男の特別展示室、萩焼の展示室など、山口県美術の特性を生かした内装デザインがなされているのも見所である。
 H 山口県立美術館
昭和54年
鬼頭梓建築設計事務所
鹿島建設
山口市亀山町3丁目
RC造2階