C 山口市民館

この市民館建設は明治維新百年記念事業の一環であったと言う。中央の広場を取り囲むようにして敷地の隅にコンクリ一卜打放しの外観の大・小ホール、公民館が配され、それぞれが展示ロビーやブリッジでつながれた有機的な構成をなしている。各ホールは1500名、500名が収容でき、現在も多目的に利用されている。また赤茶色のタイルが張られた広場には樹木が植えられ、亀山のサビエル聖堂も正面に見える。角地の立地条件を生かし、市民に広く開放された親しみやすいコミュニティ空間を提供していると言えよう。現在は外壁が改修され、当時の打ち放しのダイナミックさはやや影をひそめている。
C 山口市民館
昭和46年
鞄建設計・大阪
椛蝸ム組
山口市中央2丁目 
RC造一部S造、地上4階地下1階