P.下関市営白雲台団地

この地域は、戦後間もない頃より県営、市営の公営住宅が数多く建設されてきた場所である。当施設は、昭和20年代後半建設されたものであり、この建替え団地であった。当時市がHOPE計画を実施しており、その重点プロジェクトとして進められた。プロポーザルコンペで設計者が決まった。 緩やかに傾斜する敷地を考慮した中層と低層からなる住棟の配置は、各住戸の眺望への配慮と言える。それぞれの住棟は対照的に弓形と直線形をしており、その間の中庭は曲がりくねつた道や芝生、2棟からのアクセス動稼が組み込まれている。さらに、中層棟の1階ピロティには共用施設が置かれており、表情豊かな中庭空間を供給している。
P.下関市営白雲台団地
 集合住宅
 1996年(平成8年)
 早川邦彦建築研究室
 日東建設・村上興業共同企業体
 室田組、森建設工業、寿工務店
 低層棟RC造3階建・中層棟6階建
 下関市上田中町8-18