5 山口銀行別館(旧三井銀行下関支店)

銀行建築の名手と謳われた長野字平治の古典主義銀行建築の代表作。イオニア式とコリント式を組合せた柱頭を持つピラスター(付け柱)、大きな櫛型のペディメント、玄関上部の午頭を形取った彫刻など古典主義に忠実であった長野らしさが随所に伺える。この建物は、三井銀行の後、百十銀行本店、山口銀行本店、同観音崎支店と変遷を重ね、現在は空家同然の建物となり放置されているのは、いかにももったいない事である。
5 山口銀行別館(旧三井銀行下関支店)
 銀行
 1920年(大正9年)
 長野宇平治
 竹中工務店
 下関市観音崎町10−6
 RC造平家建一部レンガ造