14 春帆楼(日清講和記念館)

春帆楼は、赤間神宮に隣接して眼下に関門海峡を望む高台に位置した旅舘の老舗で、明治4年の創業である。明治の激動期の表舞台となった史蹟の宿で明治28年、日清講和条約締結の会場ともなり、山県有朋、伊藤博文らもよく利用したと言う。日清講和記念館は、この会議の際に使用された調度品や資料を公開展示するため建設された。黄金色の瓦を葺いた純和風数寄屋造で、内部には天皇陛下の御座所「帝の間」や皇太子の休憩された「環の間」などがある。浜離宮の調度品が下賜された椅子が素晴らしい。 館内には当時のランフ、フランス製ストーフ、蒔絵の覗など、展示品は66点に及ぶ。また、講和会場は当時を再現している。なかでも椅子は、浜離宮の調度品が下賜されたもので必見である。
14 春帆楼(日清講和記念館)
旅館
昭和60年増築
不明
不明
W造2階、S造3階
下関市阿弥陀寺町4の2